三菱電機(株)は、集合住宅の外壁など屋外にも設置できる定格出力4.0kWタイプの、国内住宅用太陽光発電システム向けパワーコンディショナを、2012年7月31日から発売すると発表した。パワーコンディショナは、発電した直流電力を家庭で使える交流電力に変換する役割を担うもの。集合住宅での太陽光発電システムの導入が進んでいることから、建物の外壁など屋外にも設置できる高効率なパワーコンディショナが求められている。今回発売する製品は、同社独自の「階調制御インバータ方式」により、屋外設置可能タイプでは業界最高となる電力変換効率96.5%を実現したもの。JISで規定するIP55相当の高い防塵・防水性能により、集合住宅の外壁など屋外でも安心して設置できる。また、停電時でも、手動で自立運転に切り替えることにより、発電した電力を家庭内で使用可能という。