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 住友電気工業(株)、メガワット級大規模蓄発電システムの実証運転を開始

発表日:2012.07.24


  住友電気工業(株)は、同社横浜製作所において、メガワット級大規模蓄発電システムが完成し、2012年7月24日より実証運転を開始したと発表した。同システムは、夜間電力や太陽光発電電力を貯蔵するレドックスフロー電池(容量1MW×5時間)と再生可能エネルギー源としての集光型太陽光発電装置(CPV)(28基、最大発電量200kW)から構成されたもの。今回の実証運転では、1)横浜製作所におけるピークカット運用、2)天候に左右されるCPV発電量をレドックスフロー電池で補うことによる太陽光発電の計画運用、3)電力負荷に応じた放電量の調整、4)太陽光発電の激しい出力変動をレドックスフロー電池の充放電で補償することで出力を平滑化、を実施する。また、レドックスフロー電池とCPVに既設のガスエンジン発電機を組み合わせて、横浜製作所全体の電気エネルギーの最適運転を行うFEMS(ファクトリーエネルギーマネージメントシステム)の実証も開始するという。

情報源 住友電気工業(株) プレスリリース
機関 住友電気工業(株)
分野 地球環境
キーワード 太陽光発電 | 住友電気工業 | 蓄電池 | 充放電 | エネルギーマネジメントシステム | CPV | 実証運転 | FEMS
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