三井不動産レジデンシャル(株)と(株)東芝は、横浜市港北区の建売分譲戸建で、ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)の実証を実施すると発表した。これは、地域単位で次世代エネルギー・社会システム、スマートコミュニティの構築へ向けた、経済産業省の「平成24年度次世代エネルギー・社会システム実証事業」において、戸建住宅におけるHEMSの実証対象として採択されたもの。今回の実証では、HEMSにより家庭内のエネルギーの最適な管理を図るほか、東芝が開発する地域全体のEMS(CEMS)とHEMSとを連携させることで、地域全体のエネルギー利用の最適化も目指す。実証期間は、入居開始(平成24年12月予定)から平成26年度までの予定。なお、同実証は、横浜市と民間企業が連携してスマートコミュニティの実現を目指す「横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)」における戸建住宅向けHEMSの実証として行われる。