横浜市は、横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)の家庭部門での実証を開始したと発表した。同市では、経済産業省「次世代エネルギー・社会システム実証地域」として、民間企業と協働し、日本型スマートグリッドの構築や海外展開を実現するための取り組みである「YSCP」を推進し、再生可能エネルギーの導入、家庭・ビル・地域でのエネルギーマネジメント、次世代交通システム等の各プロジェクトに取り組んでいる。今回、7月より開始される夏季の本格実証に向け、システムの最終確認とともに、デマンドレスポンスへの参加意識喚起を行うため、YSCPオープニング・ウィーク(4月22日~26日)を実施し、家庭部門での実証を開始した。同オープニング・ウィークでは、HEMS及びスマートメーターを導入したYSCP実証参加1682世帯にHEMS及びメールで節電を呼びかけるとともに、特定のグループに対しては、デマンドレスポンスを2回実施したという。