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 横浜市、横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)の家庭部門での夏季実証の結果(速報)を公表

発表日:2013.10.23


  横浜市は、横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)の家庭部門での夏季実証の結果(速報)を公表した。同市では、平成22年4月から経済産業省の「次世代エネルギー・社会システム実証地域」に選定されたプロジェクトとして、「YSCP」を推進している。今回、平成25年7月から9月までの3か月間に行った実験のうち、太陽光発電システム付HEMS世帯(約1,200世帯)を対象に、時間ごとの電力料金を変更するなど、電力需要のピーク時間帯における電力需要の抑制効果などについて、実証実験を実施。電力使用のピーク時間におけるデマンドレスポンス(DR:節電依頼)実証では、最大で15.2%のピークカットを確認した。想定される行動パターンとして、1)DR時間帯の電力需要の抑制:昼間に行ってきた家事などは、より廉価な朝・夕へのシフト、2)より廉価な料金設定の深夜帯にあわせ、家電や給湯器などを使用、をあげている。同市では今後、どのような場合に無理なく省エネ行動が行えるのか、結果の分析を進めていくという。

情報源 横浜市 記者発表資料(PDF)
機関 横浜市
分野 地球環境
キーワード HEMS | 実証 | 地域 | 家庭 | 横浜市 | エネルギーマネジメントシステム | ピークカット | 節電 | YSCP | 夏季
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