水産庁は、2012年IWC/日本共同北太平洋鯨類目視調査の結果を公表した。同調査は、国際捕鯨委員会(IWC)の太平洋鯨類生態系調査プログラム(WC-POWER)に基づき、北太平洋海域の鯨類の資源状況等を把握することを目的に、我が国とIWCが共同で2010年から実施しているもの。3回目となる今回は、平成24年7月13日~9月10日に、北東太平洋海域(公海及び米国・カナダ200海里水域)で調査を実施。その結果、シロナガスクジラ(4群4頭)、ナガスクジラ(149群210頭)、イワシクジラ(87群164頭)、ミンククジラ(2群2頭)、セミクジラ(1群1頭)、ザトウクジラ(21群33頭)、マッコウクジラ(50群57頭)、シャチ(17群99頭)が確認された。また、シロナガスクジラ等7種190頭の個体識別写真を撮影した。これらの写真は、各鯨種の回遊生態や生活史の解明に役立てられるという。
情報源 |
水産庁 報道発表資料
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機関 | 水産庁 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 生態系 | 調査 | 北太平洋 | 水産庁 | 回遊 | 鯨類 | 国際捕鯨委員会 | IWC | WC-POWER |
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