(独)農業・食品産業技術総合研究機構は、放射性物質吸着資材に関する効果実証試験の試験対象資材を公募すると発表した(公募期間:平成24年10月31日~11月13日必着)。東京電力福島第一原発事故により汚染された農地での営農の再開に向けて、農地の放射性セシウムを積極的に除去するとともに、農産物の安全性確保のため土壌から作物への放射性セシウムの移行を低減することが重要となっている。今回の実証試験は、農地土壌の放射性セシウムの移行低減を着実に実行するため、土壌に施用することにより、土壌中の放射性セシウムを吸着できる民間資材を明らかにすることを目的とするもの。同試験は、福島県農業総合センターで実施され、Ge半導体検出器により放射性物質を測定し、効果を確認する。同機構では今後、平成24年11月中に採択を通知し、平成25年2月中旬に試験結果を通知・公表する予定。
情報源 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構 プレスリリース
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機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 農業・食品産業技術総合研究機構 | 吸着 | 実証試験 | 汚染土壌 | 農地 | 福島県 | 放射性物質 | 放射性セシウム | 福島県農業総合センター |
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