農林水産省は、平成24年11月30日に開催された第28回国内クレジット認証委員会において、「化石燃料からバイオエタノールへの切り替え」が排出削減方法論として承認されたと発表した。国内クレジット制度は、大企業等の技術・資金等の提供を受けて中小企業等が行う温室効果ガス、主として二酸化炭素の排出削減量を認証することで、大企業等が国内クレジットを自主行動計画等の目標達成等に活用するもの。今回、バイオエタノールを製造・導入し、現在利用されているガソリンなどから燃料転換した場合の二酸化炭素削減量を算定するための方法論が承認されたことで、バイオエタノールを製造・導入した事業者の二酸化炭素削減量の譲渡が可能となった。同省では今後、バイオマス活用の一環として、国内クレジット制度の助成制度の利用促進など、バイオエタノール導入の後押しをしていくという。
情報源 |
農林水産省 報道発表資料
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機関 | 農林水産省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | バイオエタノール | CO2 | 農林水産省 | バイオマス | 化石燃料 | 排出削減 | 国内クレジット | 方法論 |
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