イギリス気象庁は、気候の変化・変動への対応に役立つ重要な情報を提供する新たなイニシアティブ「気候サービスUK」を立ち上げた。2012年の不安定な気象により、社会の脆弱性や気候リスクの増大が浮き彫りになった。世界気象機関は、気候変化への対応に関する助言が世界中で必要とされているとの認識に立ち、「気候サービスのための世界的枠組み」を提唱。これを受け、イギリス気象庁は、気候科学、気候予測、気候の社会・環境への影響に関する知見において世界をリードしていることから、今回のイニシアティブを開始した。「気象サービスUK」では、気候情報やツール、専門家による助言やサービスを提供し、気候変化がもたらすリスクとチャンスへの対応について、政府や企業が十分な情報を得た上で意思決定できるよう導くという。また、各国政府や学界、企業など世界的なネットワークを通じて、サービス利用者と共に気象・気候に対する脆弱性の理解向上を図りながら、世界中のあらゆる社会の適応力向上を支援していくとしている。
情報源 | イギリス気象庁(MetOffice) プレスリリース |
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国・地域 | イギリス |
機関 | イギリス気象庁(MetOffice) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | 気候変動 | 世界気象機関 | 気候変化 | 適応 | イギリス気象庁 | 気候サービス | 枠組み | 情報提供 | MetOffice |
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