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 アメリカ環境保護庁、ニューヨーク州西部でグリーンインフラ推進会議を開催

発表日:2013.02.15


  アメリカ環境保護庁とニューヨーク州立大学バッファロー校は、ニューヨーク州西部の都市にグリーンインフラを推進するための会議「ニューヨーク州西部グリーンインフラ・フォーラム」を2013年3月13日に、バッファローで共同開催すると発表した。バッファローなどニューヨーク州西部の下水道の一部は合流式下水道で、家庭などからの汚水と側溝からの雨水を一緒に集めて運ぶ。このため、大雨で一定量を超えた雨水は汚水と混ざって未処理下水となり直接河川などへ放流されて、深刻な水質汚染・健康リスクとなる。また雨水の表面流も、地上の汚染物質を地域の水路に運び込む。グリーンインフラは、雨水管理に、水を吸収・貯留する植生や土壌、自然の作用を活用し、流出雨水による汚染を軽減しようとするもの。会議では、グリーンインフラへの資金調達、地方自治体の参加、技術革新、官民協力体制等が話し合われる。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 水・土壌環境
キーワード 下水道 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 汚染物質 | 雨水 | 健康リスク | 水質汚染 | 汚水 | グリーンインフラ
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