アメリカ環境保護庁(EPA)は、全米14州の環境と健康の問題に対処する調査プロジェクトをEPAの調査室と地方事務所、各州の連携で実施すると発表した。EPAは、独自の科学的専門知識を駆使して各州の緊急の環境問題への取り組みを支援する。具体的には、低コストのリアルタイム水質監視ネットワークの構築(ジョージア州)、水質センサーとして機能する水生生物の環境DNAによる分布調査方法の開発(ウェストバージニア州と他2州)、五大湖の水中ビデオ映像の市民科学による解析(ミシガン州と他1州)、揮発性有機化合物(VOC)の漏洩排出検出システムの開発(テキサス州)、高度監視技術による有害藻類ブルーム評価と微生物の起源追跡(ネブラスカ州と他1州)、非特定汚染源の高度浄化槽システムによる除去の効果査定(マサチューセッツ州と他1州)、クラウドソーシングによる藻の大繁殖データの収集アプリ開発(モンタナ州)、農場での養分管理の検証(オレゴン州)、学校付近の道路の植生による自動車排ガス軽減(カリフォルニア州)、の9プロジェクトを各州と協力して実施する。
情報源 | アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカ環境保護庁(EPA) |
分野 | 自然環境 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | 水質 | 自動車排ガス | 揮発性有機化合物 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 水生生物 | 浄化槽 | 五大湖 | 有害藻類 | 環境DNA |
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