携帯電話基地局アンテナの電波に関する実験報告書2件が、官民の関係者らによる委員会から環境・持続可能な開発・エネルギー省(MEDD)等に提出された。この委員会には国や地方自治体、携帯電話事業者、消費者保護団体、環境保護団体等の代表が幅広く参加しており、全国周波数庁や建築科学技術センター等の組織や専門家も支援している。報告書の一つは携帯電話基地局アンテナが発する無線周波数電波に対する曝露低減の実現可能性を評価するもので、16地域での実験を対象に、「携帯電話アンテナ周辺での曝露レベル測定」と「曝露レベル低減による影響のシミュレーション」について報告している。もう一つの報告書は、基地局アンテナの設置計画を進める際の協議や地元住民への情報提供に関する新たな方法を示すもので、2012年12月まで9都市で実施された実験の成果を示している。関係大臣は取組の成果を評価しつつ、全国周波数庁が支援する新たな検討会で無線用電波に関する検討が引き続き行われることを希望するとしている。
情報源 | フランス環境・持続可能な開発・エネルギー省(MEDD) プレスリリース |
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国・地域 | フランス |
機関 | フランス環境・持続可能な開発・エネルギー省(MEDD) |
分野 | 健康・化学物質 環境総合 |
キーワード | 携帯電話 | シミュレーション | 曝露 | 実現可能性 | MEDD | 周波数 | フランス環境・持続可能な開発・エネルギー省 | 電波 |
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