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 気候の温暖化で、やはり大雨は増加

発表日:2008.08.08


  20年間にわたる衛星データの分析により、温暖化と熱帯集中豪雨との関係が明らかとなった。レディング大学環境システム科学センターのアラン博士らは、エルニーニョ現象に伴う気候の自然な変化を利用し、降水量が温暖化に対応してどのように変化しているかを調査した。サイエンス・エクスプレス誌に掲載された研究結果によれば、衛星観測結果もモデルも共に、気候が温暖になるにつれ、集中豪雨が増加することを示した。気候モデルにより、温暖化で大雨が増加することはかなり前から予測されていたが、その関連性を証明するために観測記録が使用されたのは、今回が初めてである。観測結果とコンピューターモデルによる結果の相違は、測定上の不備、もしくはモデルが将来の気候変動を予測していたためとも考えられるが、注目すべき点は、モデルによる予測が温暖化による集中豪雨の増加を過小評価しているように見られることである。これは、人為的な地球温暖化による、将来の集中豪雨の増加も過小評価されかねないことを示しているという。

情報源 イギリス自然環境研究会議(NERC)プレスリリース
国・地域 イギリス
機関 イギリス自然環境研究会議(NERC)
分野 地球環境
キーワード 衛星 | 地球温暖化 | イギリス自然環境研究会議 | NERC | 気候 | 観測 | 熱帯 | 集中豪雨
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