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 「名古屋・クアラルンプール補足議定書」批准国が発効必要数の半分に到達、生物多様性条約事務局が発表

発表日:2013.12.17


  生物多様性条約(CBD)事務局は、ハンガリーが2013年12月9日、「バイオセーフティに関するカルタヘナ議定書の責任及び救済に関する名古屋・クアラルンプール補足議定書」を批准したことで、批准国数は同補助議定書の発効必要数の半分にあたる20カ国に達したと発表した。同補足議定書は、40番目の締約国が批准または加入・受諾・承認書を寄託した後90日で発効する。現在、ハンガリーのほかアルバニア、ブルガリア、カンボジア、チェコ共和国などが批准している。2010年10月15日に名古屋カルタヘナ議定書締約国会議で採択された同議定書は、遺伝子組み換え生物によって損害が生じた場合の対応措置に関する国際ルールと手続きを定め、よって生物多様性の保全及び持続可能な利用を目指すもの。CBD事務局のディアス事務局長は、ハンガリーの批准は「名古屋・クアラルンプール補足議定書」早期発効への各国政府の決意の証だとし、カルタヘナ議定書および補足議定書をまだ批准していない国に対し批准するよう求めた。

情報源 生物多様性条約事務局(CBD) プレスリリース(PDF)
国・地域 国際機関
機関 生物多様性条約事務局(CBD)
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 持続可能 | 生物多様性条約 | CBD | カルタヘナ議定書 | ハンガリー | 遺伝子組み換え生物 | 名古屋・クアラルンプール補足議定書
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