フランスの環境・エネルギー管理庁(ADEME)とフランス冷凍・空調・環境協会(AFCE)、熱産業・空調・冷凍産業協会(UNICLIMA)は、冷凍・空調に使われるハイドロフルオロカーボン類(HFC)の代替物質に関する研究報告書を発表した。報告書では、現在使用できる代替物質や開発中のものについて、23種類の「用途票」を用いてその長所や短所、可能性をわかりやすく紹介している。ただし、代替物質の多くは引火性のある流体を使用しており、その導入には議論と安全規格の統一が必要だという。欧州は地球温暖化係数の高いハイドロフルオロカーボン類の使用を大きく削減する目標を掲げており、この報告書は、同物質を用いた設備の変更や交換を欧州規則(F-ガス規則)に従って推進する企業を支援することを目的としている。2013年6月にスタートしたこの研究は、EReIE社、ARMINES社、CEMAFROID社の企業連合によって実施された。
情報源 | フランス環境・エネルギー管理庁(ADEME) プレスリリース フランス環境・エネルギー管理庁(ADEME) プレスリリース詳細(PDF)「冷凍・空調の用途における、地球温暖化係数の高いハイドロフルオロカーボン類の代替物質」 |
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国・地域 | フランス |
機関 | フランス環境・エネルギー管理庁(ADEME) |
分野 | 地球環境 健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | 空調 | フランス環境・エネルギー管理庁 | ADEME | HFC | 冷凍 | 地球温暖化係数 | ハイドロフルオロカーボン | 代替物質 |
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