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 アメリカ環境保護庁、汚染防止助成プログラムの対象2団体を発表

発表日:2014.09.15


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、汚染防止助成プログラムの下、グリーン化学技術を通じ安全な消費者製品を目指す学生と企業を支援する、カリフォルニア大学(UC)と同州有害物質管理局(DTSC)のプロジェクトに総額33万5000ドル超を助成する。このプログラムは、汚染を発生源で低減・除去する環境プロジェクトを助成し、温室効果ガス削減や有毒・有害物質削減等を促している。UCはこれを利用して「学際的安全設計パートナーシップ」を構築し、学内にグリーン化学技術の講座を設け、この成果を利用して企業の有害化学物質の使用削減を支援する。また、DTSCは利害関係者と共に、安全性の高い化学代替物を評価する新手法を試行し、日常的に接触する製品に一定の懸念物質が含まれている場合、より安全な代替物質を見出す研修をメーカーに提供するという。EPAは、両団体が、消費者製品の安全性・環境適合性を高める革新的手法や技術を研究していることを評価し、「企業も製品開発でグリーン化学技術を活用すれば、コストを低減し市場機会を拡大できる」としている。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 健康・化学物質 環境総合
キーワード 温室効果ガス | アメリカ環境保護庁 | EPA | 有毒物質 | 有害化学物質 | 環境汚染 | 代替物質 | カリフォルニア大学
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