アメリカ環境保護庁(EPA)のジャクソン長官と中国環境保護部(MEP)の周生賢大臣は、環境保護に関する両国間のパートナーシップを結ぶ覚書に調印した。これまで両国は30年近くにわたり環境保護において協力関係にあり、エネルギーの効率化、汚染物質や温室効果ガス等の排出削減、汚染に伴う健康リスクの低減、長期的な持続可能性のための基盤整備等に努めてきた。今回の覚書は2008年に期限切れとなった覚書を更新するもので、今後も両国は、環境汚染の防止や管理、環境法の整備などで協力を続けることとなった。さらにこの覚書では、科学技術協力に関する現行の諸協定とは別に、EPA長官とMEP大臣が共同で議長を務める合同委員会を設立するとしている。合同委員会の会合は2年毎に開催し、次回会合はジャクソン長官主催で2010年11月16~17日にワシントンD.C.で開催する予定。会合では過去2年間の環境保護の進捗状況のレビューと、今後2年間の活動計画の承認を行うとしている。
情報源 | アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカ環境保護庁(EPA) |
分野 | 地球環境 健康・化学物質 大気環境 水・土壌環境 環境総合 |
キーワード | 温室効果ガス | アメリカ環境保護庁 | EPA | エネルギー効率 | 覚書 | パートナーシップ | 健康リスク | 環境汚染 | 委員会 | 環境保護 |
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