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 韓国、生物多様性条約第12回締約国会議の主要成果を、第69回国連総会へ提出

発表日:2014.12.11


  韓国のユン・ソンギュ環境大臣は、同国が議長国を務めた生物多様性条約(CBD)第12回締約国会議(COP12)の主要成果を、ポスト2015年開発アジェンダの検討のため第69回国連総会へ提出した。提出した成果の1つは、COP12閣僚級会議で取りまとめられた「持続可能な開発のための生物多様性に関する江原(カンウォン)宣言」であり、ポスト2015年開発アジェンダに生物多様性を重要項目として組み込むことのほか、同アジェンダを生物多様性戦略計画2011-2020及び愛知目標と効果的に統合すること、国連開発援助枠組や生物多様性国家戦略・行動計画等とも関連付けて実施すること等が要請されている。その他、「ポスト2015年開発アジェンダへの生物多様性の統合」と「貧困撲滅と持続可能な開発のための生物多様性」に関するCOP12の2つの決議が提出された。CBD事務局は、「COP12は生物多様性が持続可能な開発の鍵であるという共通認識を確立した。その成果はポスト2015年開発アジェンダの策定に大いに生かされるだろう」としている。

情報源 生物多様性条約事務局(CBD) プレスリリース(PDF)
国・地域 国際機関
機関 生物多様性条約事務局(CBD)
分野 自然環境 環境総合
キーワード 生物多様性 | 生物多様性条約 | CBD | 韓国 | アジェンダ | 持続可能な開発 | 江原宣言
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