フランスのロワイヤル環境・持続可能な開発・エネルギー大臣は2015月4月7日、フランス大西洋岸に「ジロンド河口・ペルテュイ海」海洋自然公園を設置する政令に署名した。この公園は、ヴァンデ、シャラント=マリティーム、ジロンドの3県にまたがる約700キロメートルの海岸線と約6500平方キロメートルの海域に広がるフランス最大の海洋公園で、海洋公園として国内で7つ目となる。公園内には、移動性動物の重要生息地がモザイク状に存在するペルテュイ海、欧州最大の河口であり欧州最後のチョウザメ繁殖地であるなど生物多様性が豊かなジロンド河口のほか、ジロンド川の淡水が大西洋と混ざり合う魚類が豊かな海域、シロカツオドリなどの鳥類が多くオサガメや海洋哺乳類もエサ場とする海域が連なっている。また経済活動も集中しており、牡蠣の養殖、船舶の航行、観光等が盛んである。海洋自然公園の設立は、生態系のバランスの維持・修復とともに、経済活動の持続可能な発展にも役立つという。
情報源 | フランス環境・持続可能な開発・エネルギー省(MEDDE) プレスリリース |
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国・地域 | フランス |
機関 | フランス環境・持続可能な開発・エネルギー省(MEDDE) |
分野 | 自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | 生態系 | 海洋 | 生息地 | 自然公園 | 移動性動物 | フランス環境・持続可能な開発・エネルギー省 | MEDDE | ジロンド河口 | ペルテュイ海 |
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