北極評議会、安全な海運と海洋環境保護のための活動を推進

発表日:2015.04.14

北極評議会(AC)は、安全な海運と海洋環境保護をめざし、主にその海洋環境保護作業部会(PAME)を通じて北極圏の環境変化の評価や対応策の検討を続けている。北極圏では海氷が融解し、海運や資源利用の可能性を広げる一方、生態系や経済活動、先住民の伝統的生活様式に影響を与えるなどの変化が起きている。このためACは、北極圏の持続可能な観光の分析と振興を行う北極海洋観光プロジェクトや、今後10年間の北極評議会の活動の指針となる2015~25年北極海洋戦略計画の策定など、さまざまな活動を実施している。2009年のACの北極海運評価による勧告の実施状況に関する第3次報告書は、最近完成した。また、北極圏の海運の安全確保や環境保護に必要な規則を定めるポーラーコード制定に協力し、海洋の生物多様性、生態系機能、特有の自然の保護や文化的伝統に配慮した北極海洋保護区ネットワークの枠組みも設けている。これらの活動の報告は、2015年4月にカナダのイカルイットで開催されるAC閣僚会合後に公表される。

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