アメリカエネルギー省(DOE)は、先進的なバイオ燃料の開発等を目指す、バイオリファイナリー実証・試験事業について、助成の告示(FOA)を行った。藻類等を原料にしたバイオリファイナリー事業や、バイオブタノールやグリーンガソリンといった先進的なバイオ燃料の生産事業を支援する。助成額は、6年間(2009~2014年度)で最大2億ドル。今回のFOAでは、5~12件程度の事業を選定する予定で、原料使用量が1日1トン(乾燥量)以上の試験事業と、50トン以上の実証事業という2つのカテゴリーが設けられている。全ての事業は米国内で行われ、国産の材料を使用し、ライフサイクル全体で温室効果ガスを大幅に削減しなければならない。助成対象の施設は、近い将来、商業化につなげることを目指し、様々なバイオマス転換技術や食糧以外の原料を活用した先進的なバイオ燃料生産の商業化の可能性を実証する。これらの事業で生産された先進的なバイオ燃料は温室効果ガス排出量を50%以上削減できる見込み。
情報源 | アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカエネルギー省(DOE) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | バイオ燃料 | アメリカエネルギー省 | DOE | バイオリファイナリー | 実証 | 藻類 | 試験 | バイオブタノール |
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