アメリカエネルギー省(DOE)のチュー長官は、プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)のスクールバスを開発するため、新たな実証・試験事業を選定したと発表した。こうしたスクールバスの開発・試験・導入のため、経費補助を受ける対象として選ばれたのは、ナビスター社(インディアナ州)。DOEは、年次割当に従って3年間で最高1000万ドルを拠出する(総事業予算の50%)。開発事業では、電気モードで40マイル(約64km)走行できるようにするハイブリッド構造の試験、先進的なエネルギー貯蔵機器の評価、排出基準を満たし、再生可能燃料を利用できるディーゼルエンジンでの運転などを予定。3年間で全国に60台の自動車を導入することを目指す。事業について、チュー長官は、「耐久性の改善、コスト削減及び性能の認証により研究所から市場へ技術を移転することを促進するものだ」と評価し、「将来の車両に対する投資により、外国産の石油への依存度を減らし、環境を改善しつつ、新たな雇用を創出できる」と期待する。
情報源 | アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカエネルギー省(DOE) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | ハイブリッド車 | 電気自動車 | アメリカエネルギー省 | DOE | 実証 | プラグイン | ディーゼル | PHEV |
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