アメリカエネルギー省(DOE)のチュー長官は、バイオ燃料の先端研究・商業化を促進し、商業規模のバイオリファイナリー実証事業に追加的な支援を行うため、アメリカ復興・再投資法から約8億ドルを助成すると発表した。今回の助成は次の4分野が対象。(1)バイオリファイナリーの試験・実証事業に4億8000万ドル(統合的なシステムの中でバイオ燃料やバイオ製品、熱・電気を生産する統合バイオリファイナリー技術を評価)、(2)バイオリファイナリー商業化事業に1億7650万ドル(過去2年間に選ばれた、2件以上のバイオリファイナリー実証・商業化事業への追加支援。操業に向けてリスク削減を目指す)、(3)重要な基礎研究プログラム分野に1億1000万ドル(理想的な触媒、燃料を産出する微生物、材料の生産等に関する最先端の技術の開発を支援)、(4)エタノール研究に2000万ドル(エタノールを85%配合した「ハイオクE85燃料」で走行するフレックス燃料車の活用、従来の車両で高濃度のエタノール燃料を利用した時の影響の評価等)。
情報源 | アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカエネルギー省(DOE) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | バイオエタノール | バイオ燃料 | アメリカエネルギー省 | DOE | バイオリファイナリー | E85 |
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