フランスのロワイヤル環境大臣は、廃棄物から作る固体回収燃料(SRF)を燃料としてエネルギーを生産する新規プロジェクトの第1回募集を開始した。フランスのエネルギー移行法は、2025年までに「埋立処分する廃棄物の量を半減」し「リサイクル率を65%」とする目標を掲げ、さらに再利用できない廃棄物(主に廃棄物分別センターで受け入れ不可のもの)からのエネルギー回収も増やすよう求めている。SRFの生産は2025年には年間250万トンが可能とされるが、現在の能力は年間100万トン程度。このため、SRFを燃料として電気や熱を生産する施設を建設する企業や地方公共団体のプロジェクトを支援し、SRFの使用に弾みをつけて循環型経済につなげるという。目標では2025年までにSRFの生産量を年間150万トン増やすとしており、これは年間100メガワットの発電量に相当するという。募集するプロジェクトには、1)FSRの長期的調達計画、2)化石燃料に代わってエネルギー需要を満たす設計、3)効率的なエネルギー回収、が求められる。
情報源 | フランス環境・エネルギー・海洋省 プレスリリース |
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国・地域 | フランス |
機関 | フランス環境・エネルギー・海洋省 |
分野 | ごみ・リサイクル |
キーワード | リサイクル | エネルギー | 廃棄物 | 循環型 | フランス環境・エネルギー・海洋省 | SRF | 固体回収燃料 |
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