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 欧州化学物質庁、2018年の化学物質登録ロードマップの第4段階に関するウェブセミナーを実施

発表日:2016.07.19


  欧州化学物質庁(ECHA)は、REACH規則に基づく化学物質登録の最終期限(2018年5月31日)へ向け7段階から成るREACH 2018ロードマップを作成しているが、このうちの第4段階に関するウェブセミナーを2016年7月20日に実施する。ロードマップの第4段階では化学物質の有害性と危険性を評価する。2018年までに、同じ化学物質を登録する企業は化学物質に関する情報を共有して不足するデータを特定し、不足を補う方法を決定する必要がある。また、データの不足を補うために脊椎動物を使った新規の実験を行う前に、まず動物実験に代わる方法を検討する必要がある。こうした条件を満たし期限までに登録を完了できるよう、ウェブセミナーでは、企業が化学物質に関してどのようなデータを収集すべきかを把握できるようにし、化学物質に関する新たなデータを生成する前に行うべきことを明確にする。また、データの不足を補う方法や共同登録者の取組に関する実践的なアドバイスも提供するという。

情報源 欧州化学物質庁(ECHA) プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州化学物質庁(ECHA)
分野 健康・化学物質
キーワード 化学物質 | 欧州化学物質庁 | ECHA | REACH | ロードマップ | セミナー | 有害性 | 危険性
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