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 アメリカ環境保護庁、複合木材製品によるホルムアルデヒド曝露から国民を守る最終規則を発行

発表日:2016.07.27


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、特定の木材製品から発生するホルムアルデヒド蒸気への曝露から国民を守るための最終規則を発行した。これは、複合木材製品からのホルムアルデヒド放散上限値を定めた2010年の「複合木材製品ホルムアルデヒド基準法」(有害物質規制法(TSCA)タイトルVI)を実施するための規則で、これにより、アメリカ国内で販売される合板等の複合木材製品にはTSCAタイトルVI準拠のラベルが必要になる。また、新規則は製品の基準適合を確認するための試験要件、第三者認証機関の認定要件等を規定する一方、ホルムアルデヒド添加量が極めて少ない樹脂で製造した製品には適用除外も設けている。EPAは、ホルムアルデヒド規制で先行するカリフォルニア州と協議して要件の一貫性を確保し、州基準の適用対象外だった輸入品にも新基準を適用することで国内産品と輸入品の競争条件を揃える。ホルムアルデヒドは広範な木製品の接着剤として使用され、曝露すると目や鼻・のど等の呼吸器症状を起こすことがあり、ガンの原因としても懸念されている。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 健康・化学物質
キーワード ホルムアルデヒド | アメリカ環境保護庁 | EPA | 曝露 | 有害化学物質 | 健康影響 | 規則 | 木材製品
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