2009年12月のコペンハーゲン会議(COP15/MOP5)に向け、3月29日、気候保護に関する国際交渉がドイツ・ボンで開幕した。180カ国を超える国々の政府、NGO、企業、研究者、メディア関係者等約2000名が参加している。コペンハーゲン会議でポスト2012年の包括的な気候保護協定に合意することを目指し、今回の会合では合意の詳細について交渉を行う。2007年のバリ会議では、「地球規模の長期的な排出削減目標」、「検証・比較可能な工業国の削減目標」、「途上国の削減方法」、「排出削減及び気候変動への適応のための途上国への技術的・経済的支援」といった内容を盛り込むことが合意されている。激しい交渉が予想されるが、アメリカ・オバマ政権の低排出経済への転換は追い風となっている。ボン会合の招致国、ドイツ連邦環境省(BMU)のマハニヒ事務次官は、開会に当たって、「全ての国にとって公平で受け入れられるような合意が必要だ。同時に、気候変動を実際に食い止められる効果的な合意でなければならない」と強調した。
情報源 | ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース |
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国・地域 | ドイツ |
機関 | ドイツ連邦環境省(BMU) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 気候変動 | 気候変動枠組条約 | ドイツ | オバマ大統領 | ドイツ連邦環境省 | BMU | ボン | 交渉 | コペンハーゲン会議 | COP15 |
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