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 欧州環境庁、2016年の新車バンの平均CO2排出量は前年比で2013年以降最大の減少を示したと報告

発表日:2017.05.18


  欧州環境庁(EEA)は、2016年にEUで登録されたバン(新車)の平均CO2排出量は前年比4.5gCO2/km減の163.8gCO2/kmで、燃費は2.7%改善したとする暫定値を公表した。CO2排出量の年間の減少幅としては2013年以降で最大となり、また、2017年までの目標(175gCO2/km)を既に6.4%下回っているが、2020年目標(147gCO2/km)を達成するには更なる燃費改善が必要だという。このほか、今回の報告では、1)域内のバンの新車登録台数は前年比9%増の約160万台、2)新車バンの燃費はモデルやサイズの違いにより加盟国間で大きな差があり、平均CO2排出量が最低だったのはポルトガル(140.5gCO2/km)、最高はスロバキア(185.6gCO2/km)、3)電気自動車とプラグインハイブリッド車の新車販売は、バンに関してはわずか1万177台(0.6%)と、乗用車(15万7096台)に比べかなり低調、4)ディーゼル車の割合は依然として最大(96%)、等が指摘された。

情報源 欧州環境庁(EEA) プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州環境庁(EEA)
分野 地球環境 大気環境
キーワード 燃費 | 電気自動車 | 自動車 | プラグインハイブリッド車 | CO2排出量 | ディーゼル車 | 欧州環境庁 | EEA | 乗用車 | バン
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