海外ニュース


 欧州環境庁、2014年に欧州で販売されたバンの燃費はさらに向上と公表

発表日:2015.05.13


  欧州環境庁(EEA)は、2014年に欧州で新車販売された軽商用車(バン)約140万台のCO2平均排出量は169.2g/kmで、2013年より4g/km少なく、燃費は約2.4%向上したとの暫定値を公表した。燃費は、2014年に前年比2.6%向上した新車乗用車と同レベルの向上となった。2017年の排出目標値175g/kmは2013年に達成済みだが、2014年には同目標値を6g/km近く下回ったことになる。EU加盟国は、EU法で規定された走行試験モード(NEDC)で全車両のCO2排出量を測定、報告している。今回のデータでは、1)2014年のEU全加盟国のバンの新車登録台数は前年比で18%増、その97%はディーゼル車で、代替燃料車(LPガスなど)は2%以下、うち電気自動車は0.5%以下、2)CO2平均排出量は、2004年以前からのEU加盟国が169.0g/kmで2004年以降に加盟した国(171.6g/km)より若干少なく、最少はポルトガルの145.1g/km、最多はスロバキアの193.3g/km、等が示された。

情報源 欧州環境庁(EEA) プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州環境庁(EEA)
分野 地球環境 大気環境
キーワード 燃費 | 電気自動車 | CO2排出量 | ディーゼル車 | 欧州環境庁 | EEA | 代替燃料 | 軽商用車
関連ニュース

関連する環境技術