アメリカのオバマ大統領は、次世代のプラグインハイブリッド車やそのバッテリー関連部品の製造に総額24億ドルを支援すると発表した。これは、アメリカ復興・再投資法に基づくもので、数万人の雇用創出、海外石油依存度の低減につながる。このうち、15億ドルは国内のバッテリーや関連部品の製造企業へ、5億ドルは電気モーターや関連部品の製造企業の支援に充てられる。バッテリーや部品の製造、リチウムイオン電池のリサイクルのための工場の建設・建替え等を支援し、バッテリーや電気推進システム等のコストダウン、国内産業の成長につなげたい考えだ。また、残りの4億ドルは、プラグインハイブリッド車、及び充電スタンド等のインフラの実証評価に充てられる。一連の事業により、石油使用量や温室効果ガス排出量を削減し、経済再生、エネルギー安全保障、環境面の持続可能性を促進できると期待される。また、2015年までに、100万台のプラグインハイブリッド車を実際に走行させようという大統領の目標の達成にも貢献する。
情報源 | アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカエネルギー省(DOE) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | ハイブリッド車 | リチウムイオン電池 | アメリカエネルギー省 | DOE | 温室効果ガス | オバマ大統領 | バッテリー | プラグイン |
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