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 国連環境計画、湾岸協力理事会と環境行動で連携

発表日:2017.08.22


  国連環境計画(UNEP)と湾岸協力理事会(GCC)は、GCC諸国が直面する喫緊の環境問題に対処するための連携協定を締結した。GCCは、中東・アラビア湾岸地域6か国による、経済をはじめとするあらゆる分野における域内の調整・統合・連携を目的とする地域協力機構。UNEPとGCCの事務局および加盟各国は、この協定に基づき、化学物質の健全な管理のための統一システム作成、浚渫の際の沿岸生態系保全のためのガイドライン作成、大気質データの収集と分析のための基準策定、地域の環境状況や将来の見通しの評価、の4事業の実施に協力する。GCC各国は、この作業のために4年間で134万ドルを拠出するという。このイニシアティブは、GCCが持続可能な開発に環境を組み入れ、成長と繁栄と市民福祉の向上に向かう機運を高めるとみられる。また、海の保護と汚染防止を進める世界の動きにも合致する。エリック・ソルハイムUNEP事務局長は、このイニシアティブは環境保護と汚染防止を核にした地域協力や越境協力の好例だとして、GCC諸国の行動を高く評価した。

情報源 国連環境計画(UNEP) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 健康・化学物質 自然環境 大気環境 水・土壌環境 環境総合
キーワード 化学物質管理 | 国連環境計画 | UNEP | 環境影響評価 | 協定 | 環境行動 | 沿岸生態系 | 大気質 | 湾岸協力理事会 | GCC
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