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 欧州環境庁、エネルギーシステムをテーマに環境問題の報告書「シグナル2017」を発行

発表日:2017.08.29


  欧州環境庁(EEA)は、環境問題の年次報告書「シグナル」の2017年版、「欧州のエネルギーの未来を形成する:クリーン、スマート、再生可能」を発行した。「シグナル」は、社会の関心が高い環境分野の主要課題を読みやすく議論するEEAの報告書で、2017年版はエネルギーをテーマに、欧州のエネルギーシステムの現状と最近の変化に注目した。我々の生活は、安定して供給される安価なエネルギーに支えられているが、エネルギーの大半は化石燃料を燃やすことで生産され、排出される汚染物質や温室効果ガスは健康と環境を損なっている。報告書は「我々は現行のエネルギー源がもたらす弊害と、クリーンエネルギーがもたらす機会とのどちらかを選ぶかの重要な局面に立っている」と論じる。エネルギーの現状については、欧州諸国のエネルギー消費量は、主にエネルギー効率の向上によって、10年前に比べ減少しており、化石燃料の依存も、省エネルギーと再生可能エネルギーの予想以上の普及によって低下している、と報告している。

情報源 欧州環境庁(EEA) プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州環境庁(EEA)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 再生可能エネルギー | 省エネルギー | エネルギー効率 | 化石燃料 | 欧州環境庁 | EEA | クリーンエネルギー | 環境問題 | エネルギーシステム
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