アメリカエネルギー省(DOE)は、セルロース系バイオ燃料を生産する際に、大量の原料を取り扱い、運搬する供給システムの開発を目指す5件のプロジェクトに対し、最大2100万ドルを補助すると発表した。今回の補助は、輸入原油への依存度を減らし、国内のバイオ産業を育成し、農村地域における雇用の創出を目指すDOEの取り組みの一環となるもの。補助対象に選ばれたのは、森林バイオマスについて生産性の高い収穫・加工・輸送システムを設計・実証するアラバマ州オーバーン大学の事業、乾燥したスイッチグラスを一括して効率的に取り扱うシステムを検討するテネシー州ジェネラエネルギー社の事業など。持続可能な方法で生産された、大量の原料の収穫、収集、加工、運搬、貯蔵を行うシステムの設計・実証に刺激となるようなプロジェクトが選定された。原料としては、農業廃棄物、エネルギー作物(スイッチグラス、ポプラ等)、木質資源、都市部で出された木質廃棄物などが検討された。
情報源 | アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカエネルギー省(DOE) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | バイオ燃料 | 森林 | アメリカエネルギー省 | DOE | バイオマス | セルロース | 廃棄物 | スイッチグラス |
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