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 国際エネルギー機関、2017年版の世界のエネルギーに関する主要統計報告書を発表

発表日:2017.09.19


  国際エネルギー機関(IEA)は、世界のエネルギーに関する主要な統計をまとめた2017年版の報告書を発表した。同報告書は、IEAが公表しているエネルギー関連の幅広い統計を抜粋したかたちとなっている。これによると、1)中国は世界最大の石炭消費国だが、風力および太陽光発電容量も世界一であること、2)風力発電が国内電力の10%以上を占める国が4カ国、太陽光発電が同5%以上を占める国が2カ国あること、3)中国の産業部門の消費エネルギーとアメリカの運輸部門の消費エネルギーが、それぞれ単独でインドの消費エネルギー全体を上回っていること、が分かった。同報告書は2015年の最新データを反映しつつ、エネルギー効率と研究開発・実証(RD&D)に関する情報も網羅している。各種統計はウェブサイトでも閲覧でき、エネルギーバランスのフローチャートや各国の詳細データの他、各エネルギーの年次データ等を地図表示形式で見ることもできる。さらにはアプリを通じて報告書を携帯端末にダウンロードすることも可能だという。

情報源 国際エネルギー機関(IEA) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国際エネルギー機関(IEA)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 風力発電 | 太陽光発電 | エネルギー | 中国 | アメリカ | インド | 国際エネルギー機関 | IEA | エネルギー効率
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