世界のクリーンエネルギー企業や事業への2008年の投資額は、厳しい金融市場の状況にも関らず、前年比5%の伸びを示し、総額1550億に上ったことが国連環境計画(UNEP)の報告書で明らかになった。うち1050億ドルは風力、ソーラー、小規模水力、バイオマス及び地熱エネルギー源の開発に投資された(発電容量にして合計40GW分)。分野別では、風力発電への投資額が最大だったが(518億ドル 前年比1%増)、最も市場が伸びたのはソーラーだった(335億ドル、前年比49%増)。一方バイオ燃料は少し減少した(169億ドル 前年比9%減)。また、クリーンエネルギーへの投資額は、アメリカで減少、欧州では伸びが鈍化したが、途上国では27%も増加した。特に中国は、風力発電の新規発電容量で世界第2位、太陽電池の生産で世界一となった。なお、2008年後半の投資額は、前半に比べると17%減、2007年後半に比べると23%減。この傾向は2009年にも続いている。
情報源 | 国連環境計画(UNEP) プレスリリース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連環境計画(UNEP) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 風力発電 | 太陽光発電 | バイオマス | 太陽電池 | ソーラー | 中国 | 国連環境計画 | UNEP | 地熱発電 | クリーンエネルギー |
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