アメリカエネルギー省(DOE)は、日産自動車、フォード・モーター及びテスラ・モーターズに対し、低燃費車や電気自動車のための最新技術の開発に80億ドルを融資すると発表した。これはDOEの先端技術自動車製造プログラムに基づく最初の融資で、2008年秋に、燃費向上につながる自動車や部品を製造する米国内の工場から申請を募集していた。3社の事業の概要は次のとおり。(1)フォード・モーター(融資額59億ドル):イリノイ州やケンタッキー州等の工場を改装して13種類の低燃費車を製造、(2)日産ノースアメリカ(16億ドル):テネシー州の工場を一新して電気自動車とバッテリーを製造、(3)テスラ・モーターズ(4億6500万ドル):カリフォルニア州で電気自動車とそのドライブトレインを製造。一連の事業により、ガソリン消費量を年間1400億ガロン削減できる見込みだ。DOEのチュー長官は、今回の投資について、雇用の創出、石油への依存度の軽減、温室効果ガスの削減など、米国にとって何倍ものリターンがあると期待を示した。
情報源 | アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカエネルギー省(DOE) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 燃費 | CO2 | 電気自動車 | アメリカエネルギー省 | DOE | 日産自動車 | 温室効果ガス | 石油 | テスラモーターズ | フォード |
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