イギリス気象庁、2018年夏季の熱波は人為起源の気候変動によるものであった可能性が極めて高いと報告

発表日:2018.12.06

イギリス気象庁(MetOffice)は、2018年12月2日からポーランドで開催されている第24回締約国会議(COP24)で、2018年夏季のイギリスの記録的高温の原因は人間活動に由来する気候変動である可能性がきわめて高いと報告した。コンピュータモデルを利用して現在の気候と人為的な温室効果ガスの排出がないと仮定した気候とを比較した結果、2018年夏季に熱波が生じる可能性は、排出がない場合の30倍であったという。現在、夏季平均気温が2018年夏季と同等の高温となる可能性は12%で、排出のない場合はこの2分の1未満という。2018年11月発表のイギリス気候予測では、2018年のような熱波は2050年までにさらに頻度を増し、毎年50%の可能性で起こるようになるという。MetOfficeの専門家は、排出削減に取り組まなければ、将来は2018年のような夏季の高温が毎年起こりうると述べた。報告は、進行中の2018年熱波の原因研究の一部で、追って循環パターンと海水温の変化の寄与について発表される。

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