世界気象機関、2019年も年頭から極端気候が続いていると報告

発表日:2019.01.17

世界気象機関(WMO)は、2019年も2018年から引き続き極端気象が世界各地で発生していると報告した。オーストラリアでは、2018年は長引く干ばつに見舞われ、12月には熱波が始まって史上最も暑い12月となったが、その熱波が2019年に入っても依然猛威を振るっている。欧州・中東では、北部に居座る低気圧が広い範囲に影響を及ぼし、地中海東部の冬の嵐で難民などが深刻な影響を受けているほか、バルト海沿岸の沿岸洪水や、オーストリア・ドイツ南部などアルプス北側の大雪も起きている。ドイツ気象局(DWD)の予報では欧州の寒波はまだ収束せず、降水量も多い状態が続くため、霜、洪水、地すべりの発生が懸念されている。南米では、アルゼンチン北東部とそれに隣接するパラグアイ・ウルグアイ・ブラジルの一部地域で平均を大幅に上回る降雨があり、大洪水が発生した。このように極端気象が頻発し長期化する現状を受け、世界経済フォーラムのグローバルリスク意識調査の結果(2019年版)でも、気候変動などの環境リスクが上位にランクされる結果となっている。

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