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 コペンハーゲン会議に向け、非公式の気候変動交渉が終了

発表日:2009.08.14


  ドイツ・ボンで、8月10~14日まで、新たな気候変動対策に向けた非公式交渉会合が開催された。これは、12月の気候変動枠組条約締約国会議(COP15)で野心的・効果的な合意を目指す一連の会合の一つ。今回の会合の成果について、同条約事務局のデ・ブーア事務局長は、適応・技術・能力開発といった分野の具体的な課題について本腰を入れて検討したものの大きな進展は見られなかったと評価。COP15までの交渉の場はあと15日間しかなく、成果を上げるために交渉のスピードを上げる必要があるとコメントした。今回の会合では、交渉文書で示された選択肢をある程度絞り込むことができ、工業国の中期的な排出削減目標(2020年まで)をどのように法的拘束力のある目標にすることができるのかという点についても検討した。国連の担当者は、工業国は中期的な削減目標を有意義なものとするためにさらに野心的になる必要があること、環境に配慮した経済成長や気候変動への適応について、工業国が途上国を支援する用意があると表明することが必要だとしている。

情報源 気候変動枠組条約事務局(UNFCC) プレスリリース(PDF)
国・地域 国際機関
機関 気候変動枠組条約事務局(UNFCC)
分野 地球環境
キーワード CO2 | 気候変動 | 温室効果ガス | 気候変動枠組条約 | COP | 交渉 | コペンハーゲン | 削減目標 | UNFCC
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