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 アメリカ環境保護庁、有害藻類ブルーム早期警戒モバイルアプリを公開

発表日:2019.07.02


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、有害有毒藻類ブルーム(HABs)の発生を早期に予報する、シアノバクテリア(藍藻類)アセスメントネットワーク(CyAN)のモバイルアプリを公開した。衛星データを利用し、アメリカ全土の内陸と沿岸部の水域2000ヵ所以上について、シアノバクテリアブルームの濃度、位置、時系列変化の週次データを提供する。CyANアプリは、衛星データの処理や分析、解読のための専門技術やコンピュータハードウェアを必要としないため容易かつ速やかに情報を得ることができ、地方自治体と州政府の水質管理当局はリクレーションや飲用水の安全性周知のための決定を迅速に行うことができる。市民もまた、安全に水泳や釣りを楽しむことができる。EPA当局は、有害藻類から人、ペット、家畜、環境を守るためには発生の予知がもっとも効果的であるとし、特に発生シーズンの夏季に向けて公開される意義は大きいとしている。CyANアプリは、EPAとアメリカ航空宇宙局(NASA)、海洋大気庁(NOAA)、地質調査所(USGS)の協力により作成された。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) ニュースリリース CyANモバイルアプリについて
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 健康・化学物質 水・土壌環境 環境総合
キーワード アメリカ環境保護庁 | 有害藻類 | シアノバクテリア | 衛星データ | モバイルアプリ | 有害有毒藻類ブルーム | アセスメントネットワーク | リクレーション | 安全性周知 | CyANアプリ
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