アメリカエネルギー省(DOE)と農務省(USDA)は、バイオ燃料用の植物資源の改善につながるような基礎的なゲノム研究に対し、共同で630万ドルを助成することを発表した。今回、助成対象に選ばれたのは、農務省農業研究局西部地域研究センター、ジョージア大学、ミシガン工科大学などの7件のプロジェクト。この助成は、バイオ燃料やバイオエネルギーへのリグノセルロース原料の利用を促す科学的な基盤を構築するため、DOEとUSDAが2006年に始めたプログラムから提供される。リグノセルロースは、非集約型で生産でき、やせた土地でも育ち、食糧生産と競合することもない。今回DOAは4件のプロジェクトに対し400万ドルを、USDAは3件のプロジェクトに230万ドルを助成する。最初の助成期間は、最高で3年間の予定。DOEのチュー長官は、エネルギー問題の解決策の一つは、国内産のエネルギー作物だと述べて、これらのプロジェクトへの期待を示した。
情報源 | アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース |
---|---|
国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカエネルギー省(DOE) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | バイオ燃料 | アメリカエネルギー省 | DOE | バイオマス | アメリカ農務省 | USDA | リグノセルロース | ゲノム |
関連ニュース |
|