ドイツ連邦環境省(BMU)は、東西ドイツ旧国境地帯で進めてきた生息空間のネットワーク「グリーンベルト」を、近隣の自然に近い生息地や既存のビオトープ(生息空間)ネットワークと相互に結び付ける新たなプロジェクトへの支援を開始した。プロジェクトはドイツ北部の平野、チェコ国境近くの東部バイエルンの高地など、異なる条件を持つ5つの地域で、グリーンベルトの連携のため周辺の集約型農業における環境配慮型農法、休閑地の回復・改善・拡大、エネルギー作物と野生植物の混合栽培、広範囲な湿地帯を創出するため水位を上げる、といった取組を実施する。また、プロジェクト実施地域で暮らす人々に自然と生物多様性に富んだ景観を提供すると同時に彼らの生物多様性保全への意識を高めることもめざしている。プロジェクトは、グリーンベルトで30年にわたり活動をしてきたドイツ環境自然保護連盟(BUND)が実行し、連邦自然保護庁(BfN)が管理するもので、連邦生物多様性プログラムから2025年まで436万ユーロが支援される。
情報源 | ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース |
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国・地域 | ドイツ |
機関 | ドイツ連邦環境省(BMU) |
分野 | 自然環境 |
キーワード | ビオトープ | ドイツ連邦環境省 | 生息地 | グリーンベルト | 野生植物 | エネルギー作物 | 生息空間 | 集約型農業 | 東西ドイツ旧国境地帯 | 環境配慮型農法 |
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