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 欧州化学物質庁、欧州の5カ国が広範囲なPFAS規制に関するエビデンスの提供を要請

発表日:2020.05.11


  欧州化学物質庁(ECHA)によれば、ドイツ、オランダ、ノルウェー、スウェーデン、デンマークの各国当局が、パーフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)の使用に関するエビデンスや情報を、2020年7月31日までに提供するよう関係者に要請している。同要請の対象は、PFASを製造または使用している企業、これらの物質を含む混合物や製品を販売している企業、PFASの代替物質を使用している企業、および科学者やNGOなどである。広範囲にわたるPFASの製造・使用による環境と人への健康リスクを制限するため、今後2年かけて各国当局が共同でREACH規則案(附属書XVのドシエ)を作成する。同規則に関する決定は、EU加盟国が欧州委員会で行い、欧州議会と理事会で精査され、2025年の発効が計画されている。

情報源 欧州化学物質庁(ECHA)ニュース
国・地域 EU
機関 欧州化学物質庁(ECHA)
分野 健康・化学物質
キーワード 欧州委員会 | 環境 | 欧州化学物質庁 | 製品 | 健康リスク | 混合物 | REACH規則 | EU加盟国 | パーフルオロアルキル化合物 | ポリフルオロアルキル化合物
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