アメリカエネルギー省(DOE)は、国内における新たな地熱田の開発に約3億3800万ドルを支援すると発表した。企業や大学機関、地方自治体、DOEの国立研究機関等が進める123件の事業が対象で、新しい地熱田の特定と開発、地熱開発に伴うリスクの削減を目指し、地中の熱を利用するヒートポンプの実証事業への支援も行う。対象事業は、最新センサーを用いた先進的な探査・掘削事業(24件)、未開発の地熱資源である低温地熱田の開発、石油井・ガス井に含まれる地熱の利用事業(11件)、先進技術を用いて高温岩体による発電を行う地熱涵養システム(EGS)の実証事業(3件)、高温岩体層の探査・掘削、地熱貯留層の活性化、熱から電気への変換等に関する技術の研究開発(45件)、新たな地熱田の特定・評価を行う総合的なデータ開発・収集事業(3件)、地中の熱を冷暖房に利用するヒートポンプの実証事業(37件)の6分野。DOEのチュー長官は、低コストでクリーンなエネルギーを供給でき、雇用創出や地熱産業の活性化につながると期待を示している。
情報源 | アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカエネルギー省(DOE) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | ヒートポンプ | 地中熱 | アメリカエネルギー省 | DOE | 地熱発電 | 探査 | 低温地熱田 | 高温岩体 | 地熱貯留層 |
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