欧州委員会は、欧州グリーンディールで発表した有害物質のない環境に向けての一歩となる「持続可能な欧州連合(EU)化学物質戦略」を採択した。同戦略は、安全で持続可能な化学物質のための技術革新を促進し、有害な化学物質に対する人の健康と環境の保護を強化するものとなる。社会にとって不可欠であることが証明されない限り、玩具、育児用品、化粧品、洗剤、食器・キッチン用品・食品包装、繊維製品などの消費者製品から、内分泌かく乱物質、免疫系や呼吸器系に影響を与える化学物質、ペルフルオロアルキル酸およびポリフルオロアルキル酸(PFAS)などの難分解性物質を含む最も有害な化学物質の使用を禁止し、すべての化学物質がより安全かつ持続的に使用されていることを保証する。また同戦略は、安全で持続可能な化学物質の生産と使用において、EUの産業が世界的に競争力のあるプレーヤーとなることを想定しており、EUからの財政支援を確保していく。
情報源 | 欧州委員会プレスリリース |
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国・地域 | EU |
機関 | 欧州委員会 |
分野 | 健康・化学物質 |
キーワード | 化学物質 | 欧州委員会 | 有害物質 | 内分泌かく乱物質 | 欧州グリーンディール | ペルフルオロアルキル酸 | ポリフルオロアルキル酸 | 難分解性物質 | 持続可能な欧州連合 |
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