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 アメリカ環境保護庁、PFASの検査法の草案を公表

発表日:2021.09.02


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、国防総省の戦略的環境研究開発プログラムとの協力により、廃水、地表水、地下水、土壌、下水汚泥、堆積物、埋立地浸出水、魚組織中における「ペルフルオロアルキル酸およびポリフルオロアルキル酸(PFAS)」化合物の検査法の草案「Method 1633」を公表した。これまで規制機関や環境試験所は、PFASを分析するために同庁の修正法や各組織の標準作業手順に頼っていた。多種多様な排水検査に使用し、水質浄化法(CWA)遵守に必要な品質管理手順をすべて含む、一貫した検査法を提供することで、同国の連邦汚染物質排出除去システム(NPDES)の実施をサポートする。同検査法の草案公表は、重要な問題における同庁と国防総省の強力な協力関係を示す多くの例の1つであり、同検査法により、環境中のPFASに関する理解を深め、人体への影響をより適切に防ぐことができる。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA)ニュースリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 健康・化学物質
キーワード 下水汚泥 | 地下水 | 廃水 | アメリカ環境保護庁 | 土壌 | 堆積物 | 地表水 | ペルフルオロアルキル酸 | ポリフルオロアルキル酸 | 埋立地浸出水
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