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 国連気候変動枠組条約、先進国の隔年報告書のレビュー状況を報告

発表日:2020.11.10


  国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、気候政策および行動に関する先進国の隔年報告書(BR)の第6回レビューが終了したと報告した。ベルギー、デンマーク、日本、ニュージーランドを含む同レビューでは、広範囲で革新的な国内の気候政策行動と、途上国への資金、技術、能力開発支援の方針が確認された。また、先進国が途上国の気候変動対策を支援する取り組みを強化していることも確認された。例えば、日本は二国間クレジット制度を通じて2017~2018年にかけて200億ドルを超える気候資金による支援を強化するために、途上国へ広範な技術移転を行った。BRのレビューは、途上国の隔年更新報告書(BUR)の技術分析とともに、2020年以降のすべての国を対象とする報告・レビューシステムである「強化された透明性枠組み(ETF)」の基礎を形成するものである。現在までに30のBRがレビューを終えており、2021年4月までに先進国42か国のBRのレビューが完了する予定である。

情報源 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)ニュース
国・地域 国際機関
機関 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 途上国 | 先進国 | 国連気候変動枠組条約 | 二国間クレジット制度 | 気候政策 | 気候変動対策 | 気候資金 | 気候政策行動 | 強化された透明性枠組み | 途上国の隔年更新報告書
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