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 インドネシア政府、新たな2030年気候目標および初となる長期気候戦略を提出

発表日:2021.07.23


  世界資源研究所(WRI)は、インドネシア政府が、適応と回復力に関する最新の気候コミットメントを提出したと報告した。同計画は新たな措置と特定部門におけるいくつかの新たな目標を含んでおり、排出目標としては2016年のものと同様で、2030年までに温室効果ガス(GHG)排出量を従来よりも29%削減すること、または十分な国際的財政支援を条件に41%削減することとなっている。また、同政府は国連気候変動枠組条約(UNFCCC)に初の長期戦略を提出し、インドネシアは2030年にGHG排出量のピークを迎え、2060年またはそれ以前にGHG排出量を正味ゼロにする可能性があることを示した。また、WRIインドネシアの関係者は、インドネシアにおける2030年気候目標の上限を達成するためには、同国の林業とエネルギー部門への追加投資が必要であり、経済大国、企業、投資家が今世紀半ばまでにネット・ゼロを目指す方向性を打ち出している中、今回のニュースはインドネシアが投資すべき場所であることを明らかにしていると述べた。

情報源 世界資源研究所(WRI)ニュース
国・地域 その他
機関 世界資源研究所(WRI)
分野 地球環境
キーワード 温室効果ガス | インドネシア | 世界資源研究所 | 林業 | 国連気候変動枠組条約 | エネルギー部門 | 2030年気候目標 | 追加投資
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