海外ニュース


 アメリカ環境保護庁、カリフォルニア州環境保護庁と共同で環境保護活動を強化

発表日:2021.09.10


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、カリフォルニア州環境保護庁(CalEPA)と、カリフォルニア州における環境汚染が深刻な地域社会に対する環境保護活動の強化に関する覚書(MOU)に合意した。環境汚染は均等に発生している訳ではなく、有色人種、先住民、低所得者が多い地域で高濃度の汚染や健康への悪影響が続いており、今回の合意は、汚染負荷の軽減、環境コンプライアンスの向上、公衆衛生の改善という両機関の共通の目標を支援する共同活動を拡大するものである。両機関は、同地域社会における共同検査の強化、汚染の負荷や脆弱性を判断する指標の共同開発、担当者に対する教育の共同実施による既存の協力体制の強化、共同の司法執行を含む執行対応の調整の促進などを行う。今回の合意は全米初の試みであり、連邦政府と州政府の間の透明性とコミュニケーションを向上させ、同地域社会におけるコンプライアンス上の懸念に対する説明責任と対応力を高めるものである。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA)ニュースリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 健康・化学物質 環境総合
キーワード アメリカ環境保護庁 | コミュニケーション | 環境汚染 | 先住民 | カリフォルニア州 | 環境保護活動 | コンプライアンス | カリフォルニア州環境保護庁 | 有色人種 | 低所得者
関連ニュース

関連する環境技術