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 欧州委員会、国際メタン誓約に関するEUと米国の共同声明を発表

発表日:2021.10.11


  欧州委員会(EC)は、2021年10月11日、欧州連合(EU)とアメリカの代表が、国際メタン誓約(GMP)へのさらなる支持を呼びかける会議を開催したことを発表した。メタンは強力な温室効果ガスで、温暖化抑制という目標を達成するためには、メタン排出量を速やかに削減することが最も効果的な戦略であり、極めて重要である。同誓約は、2021年9月17日に開催されたエネルギーと気候に関する主要経済国フォーラム(MEF)において、ECとアメリカが共同で発表したもので、参加国は2030年までに世界のメタン排出量を2020年比で少なくとも30%削減するという共通の目標を掲げており、2050年までに少なくとも0.2度の温暖化防止効果を見込んでいる。同会議で24か国の新たなGMP参加が決定し、世界のメタン排出量の約30%、世界経済の60%を占めることとなった。EU、アメリカをはじめとする初期の支持国は、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)に先立ち、参加国を増やしていく予定である。

情報源 欧州委員会(EC)ニュース
国・地域 EU
機関 欧州委員会(EC)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 温室効果ガス | メタン | アメリカ | 欧州委員会 | 欧州連合 | 国連気候変動枠組条約 | 国際メタン誓約 | 温暖化防止効果
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